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映画デッドウォーカー・インフェルノのあらすじとネタバレ感想【あの人もゾンビに】

デッドウォーカー・インフェルノ

デッドウォーカー・インフェルノ

デッドウォーカー・インフェルノの評価

★★☆☆☆
どこらへんがインフェルノかはわかりませんが、、B級ゾンビ映画が好きであればそれなりに見れる作品です。

前半はいい感じにゾンビ映画の展開ですが、後半失速、、、というよりは全然違う方向へ走りだします。

ネット上の評価もきっぱりと別れる作品だけあって、期待値を低く見れば、最後まで見ることができます。

デッドウォーカー・インフェルノのあらすじ

ダン、マヘーシュ、ヨルン、ホセの4人は山奥のキャンプに出掛けます。

そこには多くの人たちがおり、到着した彼らは早速テントを立てはじめますが、ヨルンだけガスボンベを買い忘れたため町に引き返します。

ダンはキャンプ場で出会った女性リーンが気になります。

飲んで騒いでいつしか眠りについてしまった彼らは明け方の雨で気づきます。

気を失った昨夜と二日酔いとは違う不思議な状態に戸惑う彼ら。

突然女性が叫び声を上げ、見るとゾンビ化した男が人間を食べていました。

ダンたちは応戦し、ゾンビたちを倒し始めましたが、森には彼らを見張る何者かがいました。

結末ラスト

謎の集団は催眠ガスを用いてダンたちを眠らせとらえることに成功します。

彼らが説明するには、このキャンプ場はある血清を作るための実験場でした。

そして、その黒幕は何百年も前に死んだはずのヒトラーで、謎の集団はヒトラーを復活させるための実験を作り上げていたのでした。

つかまってしまったダンたちでしたが、隙を見て逃げ出したのでした。

デッドウォーカー・インフェルノのネタバレ感想

あ~微妙な映画見ちゃったな。

まずはじめの感想がそれで、でも最後まで見れたということはそれなりに「見るのをやめる理由」もなかった作品でした。

前半はゾンビVS格闘家たち

前半はお決まりの「イヤッホー」「ウワーオ」と叫び続けるおバカな学生ノリのおじさんたちから始まり、ノリノリでキャンプイン。

周りにはきれいな娘たちがいっぱいいる中で主人公が気にいったのはなぜか熟女のおばさん。

それはいいとして、ここで飲めや歌えやのバカ騒ぎからのゾンビイン。通常ここでゾンビが出てきて逃げまどうのが王道なのですが、なんとこの主人公たち、実は特殊部隊の隊員でとても強く、あっさりとゾンビたちを撃退。

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しかもかなりのドヤ顔で戦うのでかっこいいのやら、カッコ悪いのやら、、、、

しかもちょいちょい笑わせにくるので飽きないですね。

後半はVSナチス軍団

ここで終われば苦労はしません。実はそこには黒幕がいて、しっかり陰謀が渦巻いていました。

しかも黒幕はドイツといえばあの人、ヒトラーの兄貴でした。

残念ながらもう半分以上腐っているのか?汚い汁がダラダラと流れ落ちており、部下が慌てて汁を練りこんでいました。。。。

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この映画真面目なのかおばかなのか、時々シリアスな場面でボケをかましてくるので、一瞬身体が固まります。

放り投げたラスト

そして、クライマックス。

ヒトラーの活躍を見れることなく、逃走し、残された部下たち。

めっちゃマッチョな男となぜか強い女ナチスを相手に死闘を繰り広げなんとか彼らを倒すことに成功し、笑顔でエンディング。。。。。なぜ?

ベジタリアンのゾンビなんて面白いじゃん?と思っていたら最後は普通のゾンビになってしまう。特に理由はないらしい。

 明らかにストーリーに飽きた監督が無理やりハッピーエンドに持っていたこの物語は、それまでのこだわりをすべてぶち壊すラストでした。

最後に

途中までのゾンビものは及第点でしたがラストで少し失速してしまいましたかね。

特にナチスの話の下りは中身がないわりに長く、その後の格闘も勢いが足りなかったですね。

何より半分くらいゾンビ関係ないじゃん、、、という作品にB級マニアで「まあこんなもんでしょ」という心の広い方のみご覧ください。