【映画レビュー】スターウォーズ フォースの覚醒のネタバレ・感想・評価は?
スターウォーズ フォースの覚醒のネタバレ・感想・評価
スターウォーズ フォースの覚醒についてレビューを書きます。
ネタバレを中心に鑑賞してよかったところと、微妙だったところを書いていこうと思います。
スターウォーズ フォースの覚醒の評価
70点/100
(スターウォーズとして80点 映画として60点 合わせて70点)
スターウォーズ フォースの覚醒のキャスト
出演: ハリソン・フォード, マーク・ハミル, キャリー・フィッシャー, アダム・ドライバー, デイジー・リドリー
監督: J.J.エイブラムス
スターウォーズ フォースの覚醒のレビュー・ネタバレ
遅ればせながらフォースの覚醒を見ました。
前の6作はすべて見ていましたが、今回のものはジョージルーカスが監督として出ないという理由から元々見るつもりがなかったのです。
ただこの前地上波でやっていたので録画していたのをやっと見ました。
待望の続編ということで世の中はかなり盛り上がっていたようですが、私なりに良かった点と微妙だった点を書いていこうと思います。
【よかった点】
・ストームトルーパーに焦点を当ててそこに光を当てている点
今回フィンという黒人が活躍しますが、彼は元々ストームトルーパーでした。ストームトルーパーというとあまり自分の意思がなく、ただ戦うためだけの駒というイメージがあります。
その一人が正義に目覚めたら、という設定は中々いいと思います。
・ハンソロとレイア姫がちゃんとくっついていて、息子まで生まれていた点
6で最後いい感じになっていた二人ですが、その後どのようになっていたか気がかりでしたが、ちゃんとくっついていたのはファンとしてはとてもうれしい話です。
・しかもその息子がアナキンに憧れてダークサイドにばっちり落ちている点
いつの時代もダークサイトはありますね。まさかハンとレイアの息子まで落ちているとはびっくりでした。でもダークサイドに落とすとしたらこいつしかいませんね。
しかも今回はスターウォーズ恒例の親子のいさかいもあっさり片が付き、ハンソロを殺すというファンに衝撃を与えるに十分の展開を用意していました。
【微妙だった点】
・ジェダイが出てこないので、期待していたライトセーバーのアクションシーンが少ない
レイもフィンも戦いについてそれほど強くないのでアクションシーンはあまり期待できません。
むしろ人とのつながりや世界観の演出が大半を占めていたように思います。
・カイロレンのオーラがない
せっかくかっこいいライトセーバーを持っているカイロレン。このカイロレン思っていたよりも顔が不細工でちょっと吹き出しました。
え、もっと金髪のイケメン連れてくればいいのに、、、しかも若干ダークサイドに落ち切れていない当たりがこれまた情けない限りです。
これは監督が狙った通りなのでしょうか?しかもフィンやレイのような素人との戦いにも微妙に互角だったあたりも大丈夫か?と思ってしまいました。
・JJエイブラムスの良さがほとんど出ていない
私の一番の不満はここです。JJエイブラムスと言えばテレビドラマでも映画でもかなり優秀な監督と言えるでしょう。
しかし彼らしさは一切出ていないと言っていいでしょう。こんな生意気なことを言うと怒られるかもしれませんが、単なるジョージルーカスが作り上げたものを単に引き延ばしただけの作品になってしまった気がします。宇宙での空中戦もそこまで派手でなく、キャラクターも正直すげーかっこいい!って感じでもなかったですね。強いていえばきれいなCGぐらいかもしれません。
ただこれは先人のジョージルーカスの世界観をそのまま引き継ぎ、その流れを壊さないように繊細に作った作品とも言えます。
だからこそスターウォーズファンは歓喜のように本作品を喜び、一方で知らない人からすると、うーんそんなに盛り上がらない作品じゃない?となってしまうのだと思います。
ジョージルーカスはルーカスフィルム自体をディズニーへ売却していますが、これは彼自身がこれ以上のスターウォーズを作れないことを悟っていたという説があるそうです。
新しいスターウォーズを作るためには新しい風が必要でそういう意味で外部へ譲渡することで新しいスターウォーズができることを願ったのです。
しかし、上記記載の通り、JJエイブラムスは既存の流れで作ってしまったため果たしてこれをジョージルーカスはどのように感じているでしょうか。
スターウォーズ フォースの覚醒の最後に
最終的な評価としては70点としました。
スターウォーズの世界観をJJエイブラムスがうまく引き継いだ点はとても評価できると思います。一方で通常の映画としては明らかに3部作の1つ目とするために若干ダラダラと作った感じが否めません。